約 4,410,077 件
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/160.html
「ボイス!どういうことだよ、これは!?」 新メンバーの面接ということで誰が来るのかと思いきや、現れたのは小さな子供。真墨でなくとも、驚くのは当然だろう。 「ブラック君。そう怒らないでほしい。彼女達はサージェス・ヨーロッパからの推薦なんだよ」 「サージェス・ヨーロッパの紹介!?あのガキが!?」 指を指された少女はムスッとした顔で、真墨を睨んでいる。反対に隣の女性は全く表情を変えず、涼しい顔だ。 「まあまあ、いいじゃないですか。僕としてはメンバーの女性比率が高いのは大歓迎」 「菜月も可愛い子が一緒なのは嬉しいよ」 「お前らそういう問題かよ!」 蒼太と菜月が真墨の両肩を叩く。 最初は二人とも驚いていた癖に、いつの間にか不満思っているのは真墨だけになっていた。この二人は比較的こういったことに無頓着なタイプである。いつもつっこみ役だ。 (やれやれ……。さくら姐さんがいたなら俺と同じことを言っただろうなぁ……) 真墨は宇宙に旅立ったボウケンピンク――西堀さくらを思い出した。 「ともかく、能力に関しては問題ない。そこら辺は実際にミッションで確かめてもらうしかないね」 ミスター・ボイスがこう言うなら真墨もあまりしつこくは言えないのだ。さて、あの二人がどれほどのものか――真墨は一抹の不安を隠せなかった。 ――命懸けの冒険に今日も旅立つ者がいる。秘かに眠る危険な秘宝を守り抜くために、あらゆる困難を乗り越え進む冒険者達―― 魔法少女リリカルなのはVS轟轟戦隊ボウケンジャー ExtraTask02 隠されし術 周囲に張られてた結界は消え、今は気配も感じない。ユーノと映士は、カース達と戦った場所でお互いの情報を簡単に交換した。 アシュはユーノの知るどの世界にも存在しない。だが、不思議と各世界に伝わる伝説や伝承に登場する魔人や鬼の類と彼等のイメージは重なった。 ユーノは砕かれたカースの欠片に目をやる。欠片を取り、目を閉じてしばらく意識を集中させ、微かな魔力を感じ取る。 「何やってんだ、ユーノ?」 後ろから映士がそれを覗き込んだ。知らない彼からすれば不自然に見えるのだろう。 「高岡さん。これは石に魔力を注ぎ込んで形を形成した後、仮初めの命を与えたものですね。」 「ああ。古代ゴードム文明の大神官、ガジャって野郎が使ってたもんだ。」 「はい、この破片からは魔力を感じます。でも、高岡さんの話だと、ガジャは海の底……」 ユーノは口に手を当て考え込む。これを形成した魔法がこの世界のものなのか、それとも他のものなのか――それはわからない。 この世界には魔法は存在しないとなっているが、映士から聞いたアシュの術やガジャの術、そして高岡の術。管理外のこの世界で、かつて魔法が存在した可能性は十分にある。 それも管理局の全く知らない魔法体系―― 「おい……おい!」 「うわっ」 突然、眼鏡を弾かれ仰け反るユーノ。一瞬視界が歪む。 眼鏡を直すと目の前には映士の顔があった。どうやら声を掛けられていたのに気付かなかったらしい。 「ったく、さっきからずっと呼んでるのに気付かねぇのか?」 「すいません……それで高岡さん、アシュについては大体わかりました。それじゃあ肝心の百鬼界の封印を解く方法はあるんでしょうか?」 今度は映士が考え込んでしまった。教えていいものか、といった様子にも見える。 「俺様も全部を全部受け継いでる訳じゃあねぇしな……。だが、アシュの封印に使った神器を奉納してる寺なら知ってるぜ」 「それじゃあすぐに行きましょう。あまり時間はないかもしれません」 そう言って駆け出そうとするユーノだったが、襟首を映士に掴まれた。 「まあ待てよ。このことはサージェスに報告しとかねぇとな。アシュが関わっているならなおさらだ」 「ですが――」 あまり時間がないというのは、あくまで憶測の範疇を出てはいない。 それに、ユーノが急ぎたがるのは――正直なところ、憧れが大きかったりする。 発掘者の一族として多くの遺跡を発掘し、古代の遺産に触れてきた。ジュエルシード等、いいことばかりではなかったが、それでも発掘が好きだと今は思う。 無限書庫の司書になってからは数多の知識に触れ、想像と思索を繰り返してきた。 未知の術や世界は、彼の知的好奇心を刺激するには十分すぎるものだった。それを目の前にしては、走り出そうとするのも無理はない。 「わかりました。それじゃあそのお寺の場所を教えてください。僕は先に行ってますから、高岡さんは後から追いかけてきてくれれば」 ユーノの言葉に映士は頷き、寺の地図を渡す。 「爺さんと孫の二人だけだ。俺様の名前を言えば多分わかるだろ」 「ありがとうございます。それじゃあ――」 と、数歩走り出したところで足を止め、振り向く。 「あ、それと……今回の件ですが、まだ確実な段階でないことや、情報が漏れることを考え、管理局から魔導士の存在は極力明かさないよう言われています。ですからボウケンジャーの皆さんにも、今はまだ秘密にしておいてください」 それだけ捲くし立てて今度こそ走り出した。映士が後ろから呆れ半分の笑みを浮かべていることにも気付かなかった。 その日、ボウケンジャーのサロンの空気は最悪と言ってもよかった。 主な理由は新人のシグナムとヴィータにある。 紹介の後、シグナムは一言も喋らずサロンに座っている。蒼太が何やらモーションをかけているが、ほぼ無反応だ。 ヴィータの方はもっと問題だ。菜月も彼女と打ち解けようと頑張ってはいるが、当たり散らしては不機嫌そうにしている。 このままではまずいか――真墨はそう思い、シグナムとヴィータに話し掛けた。 「なあ、なんでお前らはボウケンジャーに入ったんだ?」 彼なりに親睦を深めようとの質問だったのだが―― 「それが命令だからだ」 と、シグナム。 「はやての頼みじゃなきゃこんなとこ……」 と、ヴィータ。 彼女らの答えを聞いた真墨は机を叩いて立ち上がった。サロン内にその音が響き、険悪な空気が漂う。 睨み付ける真墨の視線を二人は無言のまま真っ向から受け止め、見えない火花を散らした。 そのまま固まる時間。沈黙は菜月や蒼太にも広がる。 数十秒ほどなのに、それは随分長く感じられた。 「チッ!」 先に動いたのは真墨だった。軽く舌打ちしてサロンを立ち去る。 蒼太と菜月も顔を見合わせ、後を追いサロンを出た。 「ねえ、真墨。ちょっと言われたからって気にするなんてよくないよ?」 廊下を歩く真墨に菜月が駆け寄る。それでも歩みを止めないと、真墨の前に立ち塞がった。 「そうそう蒼太。彼女達もまだ慣れてないんだと思うけど?」 菜月に遅れて蒼太もゆっくりと近づいてくる。 「そんなことはわかってるんだよ。ただ……俺達はみんな理由はそれぞれ別でも、自分の意思でボウケンジャーに入隊したんだ。明石も言ってただろ?俺達は皆なにかを求めて冒険しに集まった、って」 それ故に、嫌々ここに来たような口振りの彼女らについ腹が立ってしまった。 歩くうちにいつの間にか外に出ていた。真墨は腕を頭の後ろで組み、空を仰ぐ。太陽が眩しくて目を細める。 「やっぱり明石のようには行かねえな――」 前ボウケンレッドの明石暁から受け継いだチーフの位置。これまでは知ったメンバー同士で問題なくミッションも遂行できたが、新人の相手はこれが初めてである。 最初からこれで大丈夫だろうかと不安にもなるというもの。 「でもさぁ、ヴィータちゃん達にここに来るように言った人って誰なんだろうね?」 「はやて、って言ってたね。ボウケンジャーの仕事を知ってて、サージェスに顔が利く人なのかな?」 それは真墨も気になった。だが、聞いたところで教えてくれるだろうか? 彼女達にはなにやら秘密がある――真墨の勘がそう告げていた。 シグナムとヴィータは二人、サロンに取り残されていた。 「なぁ、シグナム……なんであたし達二人なんだろうなぁ?」 だが、今のシグナムにその疑問に対しての答えは持っていなかった。なにしろ彼女自身もそれが気になっているのだから。 ――時空管理局、次元世界の管理をする機関に彼女達は所属している。 管理局はロストロギアと呼ばれる危険な古代遺産の確保に力を注いでおり、彼女達がここにいるのも、その調査のためである。 だが、本来二人はこういった任務をすることはほとんどない。それにそれぞれが別の部署に仕事を持っているのだが、何故かロストロギアの潜入調査に選ばれてしまった。 "彼女"から任務のことを聞いた時は正直、驚きを隠せなかった。なにせ現地の組織に短期間とはいえ素性を隠して所属しろというのだから―― 「シグナムとヴィータに行ってもらいたいねん。うちが二人を推薦しといたから」 それは八神家のリビングでのことだった。 八神はやて――ロストロギア『闇の書』もとい『夜天の魔導書』の主であり、同様に自分とヴィータの主でもある少女。かつては足の麻痺に苦しんでいたが、今ではそんなことは感じさせず中学校にも通っている。 「何故、我々なのですか?」 確かそう聞いたはずだ。確かに自分達は生身での運動能力にも優れている方だし、生半可なことではやられはしないだろう。 だが、それでも彼女があちこちに根回ししてまで、自分とヴィータを派遣する理由にはならない。その疑問はヴィータも同じだった。 「そうだよ。なんであたし達なんだ?そもそも管理局の仕事はどうするんだよ」 「それについては心配せんでええ。上手く埋め合わせしてくれるはずや」 彼女はニコニコしながらお茶を啜っている。この笑顔で頼まれると正直断りにくい。 「わかりました。ですが……任務を終えた際はその理由を聞かせてもらえますか?」 彼女は笑みを絶やさず、しかし、その眼はまっすぐにこちらの眼を見ている。長い付き合いで自分もヴィータもわかっている。それは誤魔化しなどでは決してなく、彼女は自分達を信頼して言っているのだ、と。 「行けば解るはずや。二人ならきっと――」 次の日、ボウケンジャーはミスター・ボイスによってサロンに集められた。シグナムとヴィータも昨夜は他のメンバーと同様に、与えられたサージェスの個室で休んだらしい。 「それで、どうしたんだボイス」 真墨の問いにモニターに写ったCGが答える。 「うん。先日、サージェスヨーロッパのプレシャスバンクから、『バジリスク』の化石が盗まれた。石化し、複数の部位に分かれたものだ。それが日本に渡った可能性がある」 「バジリスクって……何だ?」 ヴィータが首を傾げた。真墨が昨日確認した限りでは、彼女達は身体能力はずば抜けている。もしかするとボウケンジャーのメンバー以上かもしれない。だが反面、サバイバル能力や地理、宝や伝説についての知識は著しく欠如していた。 「バジリスクっていうのは、伝説上の魔物でね。八本足のトカゲで猛毒を持ち、睨んだ生き物を石に変える。色々伝説はあるけど、大体こんな感じ」 蒼太がパソコンを開いてヴィータに説明した。 「へぇ~、そんな生き物がいるんだ」 ヴィータは蒼太のパソコンを見て目を輝かす。真墨には、その仕種は歳相応のものに思えた。 「バジリスクの眼球だけは、過去に日本に渡ったとされている。化石とはいえ、ものがものだ。瞳は特にハザードレベルが高い。大まかな場所は調べてあるから、君達には先に眼球を確保してもらいたいんだ」 「ものがもの――か。探すのも十分注意が必要だな。ボウケンジャー出動だ。早速現地に向かうぞ!」 「了解!」 真墨の号令に菜月と蒼太が応じる。 「ああ、ちょっと待ってください」 中年の男性がサロンに入ってきた。ボウケンジャーの装備やビークルの開発やメンテナンスを担当しているメカニックの牧野森男だった。 プレシャスの解析も行う、ボウケンジャーを支える最も重要な裏方といえる。 「ヴィータ君とシグナム君のアクセルラーです。持っていって下さい」 そう言ってアクセルラーを手渡す。 ――アクセルラー。携帯電話型のそれは、アクセルスーツの装着のためのアイテムであり、その他にも通信や各種のツールが仕込まれた、いわばボウケンジャーの証とも言える。 だが、真墨に言わせれば、それは『ボウケンジャー』の証でこそあれ、『冒険者』の証ではない。 この出動は彼女らの入隊テストも兼ねている。真墨は心の中で気を引き締め直した。 ボウケンジャーが出動し、サロンには牧野とボイスのみが残った。 彼らを見送った牧野は誰にともなく呟く。 「行きましたか……」 「牧野さん……。シグナム君とヴィータ君の身体データ……牧野さんならわかりましたね?」 ボイスから牧野に話しかけた。普段とはまるで違う、ひょうきんでもなければ事務的でもない。どこか憂いを秘めた口調。 「ええ、やはり彼女達……」 「牧野さん、それ以上は――」 ボイスが牧野の言葉を遮った。 「失礼しました」 牧野もすぐにその意図を察して軽く頭を下げる。 「何かが起ころうとしているのは確かでしょう。ダークシャドウも侵入できないプレシャスバンクから痕跡も残さず、複数の場所に分けて保存してあるバジリスクをほぼ同時刻に盗み出す――プレシャスを超える古代遺産と魔法でもなければ不可能な芸当……」 「彼女達の入隊も当然関係しているのでしょうね……」 牧野も、ボイスも、そしてボウケンジャーも。今はただ、災いの影を照らす術を模索していた―― 雄大な山々が幾つも連なる、未だ自然を多く残した山脈。霊峰と呼ばれるような山もある。 その麓からボウケンジャーの3人とヴィータ、シグナムは見上げている。 「この山のどこかにバジリスクの瞳があるのか……」 「絞り込んであるとはいえ、探すにはちょっと骨が折れるなぁ」 「でもでも、その方が冒険らしいじゃない」 ボウケンジャーの三人がそれぞれの感想を述べる中、シグナムとヴィータは無言で付き従う。 「とりあえず俺と蒼太、シグナムは東側から、菜月とヴィータは西からそれぞれ調査だ。近くまでくれば反応があるだろう。」 シグナムとヴィータは無言で頷く。昨日ほどは不機嫌でもないようだった。 菜月とヴィータはアクセルラーを片手に山中を進む。山の緑はちょうど色濃くなる時期で、むせ返るような精気を放っている。 「なあ……」 「菜月だよ、間宮菜月」 名前を思い出せなかったのを察したのか、菜月から自己紹介をした。 「菜月はなんでボウケンジャーなんてやってんだ?昔の映像や資料には入隊の時に目を通したけどさ。大変だし、何度も死にかけてるだろ?」 「う~ん、やっぱり……楽しいからかな」 「楽しい?」 「元々菜月はね……自分の過去を探すために入ったんだ――」 菜月は自らの出自をヴィータに話し出した。 10万年前の古代レムリア文明の生き残りであること―― 生れ落ちてすぐにプレシャスの力で老化を遅らせながら眠っていたこと―― 真墨に拾われトレジャーハンターをしながら過去を探していたこと―― そしてボウケンジャーに入って過去を知ったこと―― 彼女は辛い過去だっただろうに、まるでそれを感じさせない。むしろ大事そうにゆっくりと語った。 「何ていうか……大変だったんだな」 「でも今は皆と冒険するのが楽しいよ。それに思い出があったから、真墨や蒼太さんや映ちゃんが大事に思えるもん」 かつては使命しかなかった。だが、今は家族がいて仲間がいる。 ヴィータは菜月に、どこか自分と似たものを感じた。 「それに今度は、ヴィータちゃんとシグナムさんも一緒に冒険できるよ」 「な、なに言ってんだよ!」 ヴィータは赤らんだ顔を隠すために顔を背けた。 何故、彼女はこんなに素直に笑えるのだろう。――少し彼女が羨ましい。 「それにいっぱい不思議なプレシャスに会えるよ。物を大きくする小槌とか、動物の言葉が解る指輪とか、どんな姿にも変身できる反物とか」 「すげ~、本当か!?」 打出の小槌、ソロモンの指輪、虹の反物――。菜月の話す冒険譚にいつしかヴィータは引き込まれていた。 東側からは真墨と蒼太、シグナムが黙々と山上を目指していた。 「ところで何て呼べばいいかな?シグナムさん?ちゃん、って感じじゃないよね」 真墨、シグナム、蒼太の順で、真墨は二人よりやや先を歩いている。 「シグナムでいい……」 シグナムは少々うんざりしていた。さっきから蒼太が何かと話しかけてくる。それでもこちらが不機嫌そうにすると、すぐに引き下がるあたり、かなり手馴れている。 「それじゃあシグナム。昨日も真墨が聞いてたけど、ボウケンジャーにはあんまり興味が無いのかな?」 「私は主から言われてここに来ただけだ。宝探しには興味は無い」 シグナムの言葉に、前を歩く真墨が振り返った。 「おい!俺達の任務は単なる宝探しじゃない。プレシャスってのは危険な物なんだ。それを利用して世界制服や滅亡を狙う連中までいるくらいにな。 何も知らない癖に勝手なこと言うんじゃねえっ!」 激昂する真墨を、蒼太が無言で片手を出して止める。 「シグナム、確かに僕達のやってることはただの宝探しだよ。でもプレシャスに限らず、宝を探すのは大抵が危険と隣り合わせ。これでなかなか大変なんだ。」 穏やかな口調。だが、その目は笑ってはいない。 「ならば何故、何を求めてお前達は冒険をしている?」 蒼太は頭を掻いて、少し困った素振りをする。 「僕は前はスパイをやっててね。スリルはあったんだけど、楽しんでたのは僕だけだった。 幾つも国や企業を崩壊させて――僕の情報が多くの人を悲しませてるのに気付いて、それからスパイを辞めた。皆の笑顔を守って、僕自身も笑顔でいたかったから、ボウケンジャーに入ったんだ」 シグナムは 「そうか……」 としか答えられなかった。 そして己の勝手な先入観を恥じた。気楽な宝探しなどではなく、彼らにも譲れないものがあったのだ。 「まっ、何を求めてるかは、皆それぞれ違うよ。前のチーフが言ってた、"俺達は皆、自分だけの宝を探して集まった"ってね。君には無いのかい?」 「宝なら既にある。命に代えても守るべきものが――」 宝、という表現が正しいのかはわからない。だが、最も大切なものは一つしか思いつかなかった。 「私達にここにくるよう言った人――私とヴィータの主人だ」 真墨が再び振り返る。表情にはもう怒りは無い。 「大事な宝が一つじゃなきゃいけない、なんてことはないんだぜ?形のあるものでなきゃいけない、ってこともな」 「形の無い宝……?」 「お前らが何か目的があってきたのは大体察しがつく。でもな、他の宝を探すのもいいんじゃないか?」 「そんなものがあると?」 「さあな。それに関しては、俺は命令しない。自分で考えてみろ」 それだけ言うと、また歩き出した。 虫や鳥の声がする。耳を澄ますとせせらぎも聞こえてきた。 見回すと近くに沢が流れていた。見たこともない魚が泳いでいる。 振り向くと眼下には街が広がっている。 (風が気持ちいい……) この景色を見れば、きっと主はやても喜ぶだろう。いつか皆でピクニックに来るのも悪くない。 (私がこんなことを思うとはな……) 考えてみると可笑しくなり、自然と笑みがこぼれた。 菜月、ヴィータ組は徐々に山頂に近づいていた。近くからは鐘の音が聞こえる。 「おい、菜月!あれ見ろよ!」 菜月がヴィータの指す方向を見ると、少し前を三人――いや、厳密には人ではない。 「ジャリュウ一族!」 恐竜の遺伝子により生まれた恐竜人類。赤いゴツゴツした皮膚に鎧を纏っている。 だが、一体見慣れないジャリュウが混じっていた。 皮膚は赤と緑の混ざった色、顔つきも全体的に恐竜よりもトカゲに近い。眼は鈍色でくすんでいる。だが、最大の特徴は頭頂部の鶏の冠に似た襞。そして両手、両足の他に、身体の中心から生える四本の腕だろう。 「なにあれ……」 思わず菜月が呟く。それはこれまでのジャリュウの中で最も異形なフォルムだった。 「どうするんだよ、菜月。あいつらバジリスクの目玉ってのを狙ってるんじゃないのか?」 「待って、ヴィータちゃん。とりあえず後をつけよう。真墨達にも連絡して」 アクセルラーを通じて連絡した後、二人は息を殺して付かず離れずの距離を保つ。 そのまま、10分程歩いただろうか。小さな洞窟の前で彼らは立ち止まった。 洞窟の前は開けた平地のため、これ以上は近寄れない。 会話に意識を集中し、なんとか聞き取ろうとする。 「ここに……バジリスク……確かなのか……」 やはり、狙いは『バジリスクの瞳』だ。 「菜月!」 声に振り向くと、真墨達三人が追いついてきていた。 「遅いよ、真墨!」 「悪い悪い」 軽口を叩き、五人が足を踏み出す。 「待て!ジャリュウ一族!」 尾行に驚くジャリュウ一族。だが、中心の邪悪竜だけは不気味に落ち着き払っていた。 「レディ!ボウケンジャー、スタートアップ!!」 同時にアクセルラーのタービンを左腕で滑らせる。 真墨は黒、蒼太は青、菜月は黄、シグナムはピンク、ヴィータは赤の光にそれぞれ包まれ、光が消えると、アクセルスーツを身に纏ったボウケンジャーが現れる。 「迅き冒険者!ボウケンブラック!」 「高き冒険者!ボウケンブルー!」 「強き冒険者!ボウケンイエロー!」 「深き冒険者……ボウケンピンク……」 「あ、熱き冒険者、ボウケン、レッド」 シグナムとヴィータを除く三人が思い思いのポーズを決めるが、シグナムとヴィータは恥ずかしいのか随分と動きが小さい。 一帯に静寂が流れる。 「ヴィータちゃん、ダメだよ!もっとはっきり言わなきゃ!」 「こんな恥ずかしいことできるかよ!」 「シグナム。恥ずかしがってると、余計に恥ずかしいよ?」 「とはいえ、これは……」 「お前らそんな場合か!」 ブラックによって、ようやく全員が戦闘態勢を取る。やはりつっこみ役か。 「貴様らがボウケンジャーか!俺は邪悪竜『バジーク』!」 他のジャリュウとは違う、中央のジャリュウが名乗った。口からは鋭く尖った牙が見え隠れしている。 「邪悪竜だと!?」 邪悪竜――同族との殺し合いで生き残ったジャリュウにリュウオーンが力を与えたもの。 リュウオーン亡き後、新たな邪悪竜や大邪竜は確認されていなかった。少なくとも真墨の知る限りでは。 「我らジャリュウ一族は新たな力を手に入れた!少々遊んでやるとしよう!」 バジークが指を弾くと同時に、茂みからカースが現れた。数は10体、少してこずる数だ。 ブルーとイエローでカースを。シグナムとヴィータでジャリュウを。そしてバジークの前にはブラックが立ちはだかった。 「アタック!」 ブラックの号令とともに全員が動く。 ブルーとイエローはサバイブレード――ボウケンジャーの標準装備。ビームガンのサバイバスター、剣のサバイブレードの形態を切り替えることができる――を抜き放ち、背中合わせに死角を補いつつカースを攻撃する。 シグナムとヴィータは一人ずつ、ジャリュウと戦っている。武器は同じくサバイブレード。 シグナムはジャリュウの剣を的確に捌きつつ、ヴィータは小柄な身体を活かし、ジャリュウを圧倒していく。 そしてブラック――サバイバスターを構え、機会を窺う。 バジークは六本の腕に剣を握っていた。それぞれの腕が別の意思を持っているかのように蠢く。 バジークは洞窟を背にして、ブラックはバジークを中心にして左右に動く。 「サバイバスター!」 意を決してサバイバスターを連射。オレンジの光線が銃口から放たれる。 「ふんっ!」 だが、全てのビームが六本の剣に防がれてしまう。 そして、ブラックがサバイブレードに切り替えた瞬間、既にバジークはブラックの懐にまで潜り込んでいた。 「ぐぁぁぁ!!」 サバイブレードが弾かれ、残った腕の斬撃で大きく吹き飛ばされた。 アクセルスーツからは激しい火花が散り、激痛に悶える。 バジークがブラックにとどめを刺そうと近づく。その時―― 「うわぁぁぁぁぁぁ!!」 戦場に悲鳴が響き渡った。 悲鳴はバジークの背後――洞窟の入り口から。そこには幼い少年が顔を青ざめ、腰を抜かしていた。 何故こんな山奥に少年が?何故洞窟から? 誰もが一瞬動きを止め、状況を認識する時間を必要とした。 最も早く回復したのはシグナム。だが、彼女の手が少年に届く前に、バジークは素早い動きで少年を締め上げ、剣を突きつける。 「動くな!!」 シグナムは急ブレーキをかけ、ブルーとイエローはカースから飛び退く。 「言わずともわかるだろうが……動けばこのガキはどうなるかなぁ……」 「くっ……!」 少年はバジークの腕の中で泣きじゃくっている。 ボウケンジャーを睨んだまま、洞窟に入ろうとするバジーク。 だが、銃声と同時にその足元に火花が散り、土煙が舞い上がる。 「どうも騒がしいと思ったら……やっぱりネガティブだったか!」 その声は高岡映士――ボウケンシルバーのものだった。その手にはサガスナイパーが握られている。 再びの硬直――そして最大の好機をシグナムとヴィータは見逃さなかった。 「もらった!」 「そこだ!」 シグナムがサバイブレードで、少年を掴んだ腕を斬る。同時にバジークの肩をヴィータがサバイバスターで狙い撃つ。 バジークの体液が飛び散り、少年の腕に付着する。バジークの腕は外れ、少年はシグナムによって助けられた。 だが―― 「くそっ!こうなれば……!」 バジークは背を向け、洞窟の中へと駆け込んでいく。誰も追うことはできなかった。 何故なら、助けられた少年の顔は真っ青に染まり、顔中に汗を掻いているのだ。 「どうした!大丈夫か!?」 シグナムが少年の肩を揺さぶってみても返事はなく、苦しそうに頭を振るだけだった。 「シグナム!後ろだ!」 ヴィータの声に振り向くと、ジャリュウがシグナム目掛け剣を振りかぶっている。 「くっ!」 咄嗟にサバイブレードで受け止める。ブルーもイエローも、そしてヴィータも目の前の相手に精一杯のようだった。 シルバーとブラックの二人で少年を診ている。だが、会話の全てを聞き取ることはできない。 「どうだ……映士」 「真墨……多分……しかないぜ」 「本気か?……子供を……するなんて」 「経験者……だ」 真墨はしばらく何か考えていたようだが、しばらくして叫んだ。 「全員!撤退だ!」 「ええ!?」 その言葉にブルーやイエローも振り向く。驚きの声を上げるが、少年の顔を見てすぐに理解したようだ。 「早くしろ!ヴィータとシグナム、お前らもだ!」 「プレシャスはどうするんだよ!?」 「俺は既に命令した!!」 ヴィータはまだ何か言いたそうにしていたが、しぶしぶ走り出す。シグナムとシルバーも無言で従い、ブラックも少年を担ぐとその後を追う。 ブラックやシグナムよりも洞窟から遠くにいるイエローとブルーが、カースとジャリュウに向けサバイバスターを乱射する。撤退の援護だろう。 ビームは地面に着弾し、激しく土煙を上げた。逃げるにはちょうどいい。 だが、ブラックだけは洞窟を向いたまま、動かない。まるで洞窟から何かが出てくるのを待っているかのように。 土煙の向こう――洞窟の暗闇から『それ』は現れた。 赤と緑の混ざり合ったどす黒い皮膚――邪悪竜バジークだ。 唯一違ったのは、鈍色だったはずの瞳は金色に輝き、怪しい光を放っている。 シグナムは直感的に危機を感じ、身を隠す。 バジークの視線はしばらく宙を彷徨い、ゆっくりとボウケンブラックへと向けられた。 その時、ブラックの取った行動に、シグナムは己の目を疑った。 彼は――ブラックは抱えていた少年を盾に視線を防ぎ、その陰からサバイバスターを撃ったのだ。 視線を受けた少年は手足から徐々に色を失ってゆき、やがて苦悶の表情もそのままに完全に石へと変わってしまった。 「何やってんだ!早く逃げるぞ!」 重さを増した少年を担ぎなおし、ブラックは斜面を滑り降りていく。 「何なんだよ……!危なくなったら子供を盾にして逃げるのが冒険だってのかよ!ボウケンジャーなのかよ!!」 シグナムの横を走るヴィータが叫ぶ。どうやら彼女も見ていたらしい。 その声には怒りと悔しさ――悲しさが込められていた。 「主はやて……何故あなたは我らを……」 もう幾度となく呟いた台詞――それでも思わずにはいられなかった。 聞こえなかったのか、それともヴィータもまた答えを持たないのか。 その問いに答える者はいなかった。 次回予告 「子供を盾とするのが貴様らの冒険か!」 「無能な管理局に何ができる……」 「僕は食べられませんよ~!」 「あたし達にはあたし達の戦い方がある!」 「ヴォルケンリッターが将、シグナム!参る!」 「全車、轟轟合体だ!!」 ExtraTask03 「新たなる冒険者」 おまけ はやて「それにしても……あの二人は今頃どないしてるんやろか?」 シャマル「サージェスは家からは通えませんもんねぇ。そういえば、どうしてあの二人なんですか?」 はやて「う~ん。ほら、あの二人は頑丈やし、身体を動かすのも得意やん?」 シャマル「でもそれならザフィーラでも良かったんじゃないですか?」 はやて「せやけど、ザフィーラやと色が被ってまうやんか」 シャマル「はやてちゃん……髪の色は多分関係ないんじゃないかしら……」 はやて「え……?」 シャマル「もしかして一番の理由って……それなんですか?」 はやて「…………」 戻る 目次へ 次へ
https://w.atwiki.jp/nanoharow/pages/643.html
罪(状態表) ◆LuuKRM2PEg 【2日目 深夜】 【現在地 C-9 スカリエッティのアジト前】 【天道総司@魔法少女リリカルなのは マスカレード】 【状態】健康 【装備】ライダーベルト(カブト)@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【道具】支給品一式、スティンガー×5@魔法少女リリカルなのはStrikerS、カブトゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード、デルタギア一式・デルタギアケース@魔法少女リリカルなのは マスカレード 【思考】 基本:出来る限り全ての命を救い、帰還する。 1.まずはなのはとはやての口論を止め、それから体制を整える。 2.ここにいる全員を纏める。 3.キング及びアンジールは倒さなければならない敵。 【備考】 ※首輪に名前が書かれていると知りました。 ※天道自身は“集団の仲間になった”のではなく、“集団を自分の仲間にした”感覚です。 ※PT事件とJS事件のあらましを知りました(フェイトの出自は伏せられたので知りません)。 ※なのはとヴィヴィオの間の出来事をだいたい把握しました。 ※放送の異変から主催側に何かが起こりプレシアが退場した可能性を考えています。 【ヴァッシュ・ザ・スタンピード@リリカルTRIGUNA's】 【状態】疲労(小)、なのはとユーノへの罪悪感、融合、黒髪化九割 【装備】ダンテの赤コート@魔法少女リリカルなのはStylish、アイボリー(5/10)@Devil never strikers 【道具】千年リング@キャロが千年リングを見つけたそうです 【思考】 基本:殺し合いを止める。誰も殺さないし殺させない。 1.まずはなのはとはやてを落ち着かせて、それからフェイトのことを話す 2.かがみを守る 3.アンジールと再び出会ったら……。 4.千年リングには警戒する。 5.アーカード、ティアナを警戒。 【備考】 ※制限に気付いていません。 ※なのは達が別世界から連れて来られている可能性を把握しました。 ※ティアナの事を吸血鬼だと思っています。 ※ナイブズの記憶を把握しました。またジュライの記憶も取り戻しました。 ※エリアの端と端が繋がっている事に気が付いていません。 ※暴走現象は止まりました。 ※防衛尖翼を習得しました。 ※千年リングを装備した事でバクラの人格が目覚めました。以下【バクラ@キャロが千年リングを見つけたそうです】の簡易状態表。 【思考】 基本:このデスゲームを思いっきり楽しんだ上で相棒の世界へ帰還する。 1.そろそろ宿主サマを変えたい、しかしヴァッシュは利用出来そうにない。 2.千年リングを処分されない方法を考え実行する。 3.キャロが自分の世界のキャロなのか確かめたい。 4.こなたに興味。 5.メビウス(ヒビノ・ミライ)は万丈目と同じくこのデスゲームにおいては邪魔な存在。 6.パラサイトマインドは使用できるのか? もしも出来るのならば……。 【備考】 ※千年リングの制限について大まかに気付きましたが、再憑依に必要な正確な時間は分かっていません(少なくとも2時間以上必要である事は把握)。 ※キャロが自分の知るキャロと別人である可能性に気が付きました。 ※かがみのいる世界が参加者に関係するものが大量に存在する世界だと考えています。 ※かがみの悪い事を全て周りのせいにする考え方を気に入っていません(別に訂正する気はないようです)。 ※ヴァッシュを乗っ取る事はまず不可能だと考えています。 【ユーノ・スクライア@L change the world after story】 【状態】全身に擦り傷、腹に刺し傷(ほぼ完治)、決意 【装備】バルディッシュ・アサルト(待機状態/カートリッジ4/6)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式、ガオーブレス(ウィルナイフ無し)@フェレットゾンダー出現!、 双眼鏡@仮面ライダーリリカル龍騎、ブレンヒルトの絵@なのは×終わクロ、浴衣、セロハンテープ、分解済みの首輪(矢車)、首輪について考えた書類 【思考】 基本:なのはの支えになる。ジュエルシードを回収する。フィールドを覆う結界の破壊。プレシアを止める。 1.まずはなのはとはやてを止める。最終手段としては、バインドも使ってでも止める。 2.ヴィヴィオの保護。 3.ジュエルシード、夜天の書、レリックの探索。 4.首輪の解除は、状況が整うまで待つ。 5.ここから脱出したらブレンヒルトの手伝いをする。 【備考】 ※バルディッシュからJS事件の概要及び関係者の事を聞き、それについておおむね把握しました。 ※プレシアの存在に少し疑問を持っています。 ※平行世界について知りました(ただしなのは×終わクロの世界の事はほとんど知りません)。 ※会場のループについて知りました。 ※E-7・駅の車庫前にあった立て札に書かれた内容を把握しました。 ※明日香によって夜天の書が改変されている可能性に気付きました。但し、それによりデスゲームが瓦解する可能性は低いと考えています。 ※このデスゲームに関し以下の仮説を立てました。 ・この会場はプレシア(もしくは黒幕)の魔法によって構築され周囲は強い結界で覆われている。制限やループもこれによるもの。 ・その魔法は大量のジュエルシードと夜天の書、もしくはそれに相当するロストロギアで維持されている。 ・その為、ジュエルシード1,2個程度のエネルギーで結界を破る事は不可能。 ・また、管理局がそれを察知する可能性はあるが、その場所に駆けつけるまで2,3日はかかる。 ・それがこのデスゲームのタイムリミットで会場が維持される時間も約2日(48時間)、それを過ぎれば会場がどうなるかは不明、無事で済む保証は無い。 ・今回失敗に終わっても、プレシア(もしくは黒幕)自身は同じ事を行うだろうが。準備等のリスクが高まる可能性が高い為、今回で成功させる可能性が非常に高い。 ・同時に次行う際、対策はより強固になっている為、プレシア(もしくは黒幕)を止められるのは恐らく今回だけ。 ・主催陣にはスカリエッティ達がいる。但し、参加者のクアットロ達とは別の平行世界の彼等である。 ・プレシアが本物かどうかは不明、但し偽物だとしてもプレシアの存在を利用している事は確か。 ・大抵の手段は対策済み。ジュエルシード、夜天の書、ゆりかご等には細工が施されそのままでは脱出には使えない。 ※フェイトの死の真相を知りました。ヴァッシュを恨むつもりはありません。 【高町なのは@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】健康、はやてへの強い怒り 【装備】とがめの着物(上着無し)@小話メドレー、すずかのヘアバンド@魔法少女リリカルなのは、ケリュケイオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS、レイジングハート・エクセリオン@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具】支給品一式×2、グラーフアイゼン@魔法少女リリカルなのはStrikerS、ホテル従業員の制服 【思考】 基本:誰も犠牲にせず極力多数の仲間と脱出する。 1.はやてと話をして、かがみを守る。 2.全員と共にゆりかごに向かう。 3.はやてからかがみを守る。 4.出来れば片翼の男(アンジール)と話をしたいが……。 5.極力全ての戦えない人を保護して仲間を集める。 【備考】 ※キングは最悪の相手だと判断しています。また金居に関しても危険人物である可能性を考えています。 ※はやて(StS)に疑念を抱いています。きちんとお話して確認したいと考えています。 ※エリアの端と端が繋がっている事に気が付きました。 ※放送の異変から主催側に何かが起こりプレシアが退場した可能性を考えています。 【八神はやて(StS)@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS】 【状態】疲労(小)、魔力消費(大)、肋骨数本骨折、内臓にダメージ(小)、複雑な感情、スマートブレイン社への興味、胸に裂傷(浅め) 、かがみへの強い怒り 【装備】憑神刀(マハ)@.hack//Lightning、夜天の書@魔法少女リリカルなのはStrikerS、 ジュエルシード@魔法少女リリカルなのは、ヘルメスドライブ(破損自己修復中で使用不可/核鉄状態)@なのは×錬金、 【道具】支給品一式×3、コルト・ガバメント(4/7)@魔法少女リリカルなのは 闇の王女、 トライアクセラー@仮面ライダークウガA’s ~おかえり~、S W M500(5/5)@ゲッターロボ昴、 デジヴァイスic@デジモン・ザ・リリカルS&F、アギト@魔法少女リリカルなのはStrikerS、 ゼストの槍@魔法少女リリカルなのはStrikerS、虚空ノ双牙@魔法少女リリカルなのはsts//音が聞こえる、 首輪(セフィロス)、ストラーダ(待機状態)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、デイパック(ヴィータ、セフィロス) 【思考】 基本:プレシアの持っている技術を手に入れる。 1.なのはと話をして、かがみに引導を渡す。 2.バクラを警戒、ヴァッシュを乗っ取るか? 3.手に入れた駒は切り捨てるまでは二度と手放さない。 4.キングの危険性を伝え彼等を排除する。自分が再会したならば確実に殺す。 5.以上の道のりを邪魔する者は排除する。 6.メールの返信をそろそろ確かめたいが…… 7.ヴィータの遺言に従い、ヴィヴィオを保護する? 8.金居は警戒しておくものの、キング対策として利用したい。 【備考】 ※プレシアの持つ技術が時間と平行世界に干渉できるものだと考えています。 ※ヴィータ達守護騎士に心の底から優しくするのは自分の本当の家族に対する裏切りだと思っています。 ※キングはプレシアから殺し合いを促進させる役割を与えられていると考えています(同時に携帯にも何かあると思っています)。 ※自分の知り合いの殆どは違う世界から呼び出されていると考えています。 ※放送でのアリサ復活は嘘だと判断しました(現状プレシアに蘇生させる力はないと考えています)。 ※エネルは海楼石を恐れていると思っています。 ※放送の御褒美に釣られて殺し合いに乗った参加者を説得するつもりは全くありません。 ※この殺し合いにはタイムリミットが存在し恐らく48時間程度だと考えています(もっと短い可能性も考えている)。 ※「皆の知る別の世界の八神はやてなら」を行動基準にするつもりです。 ※夜天の書が改変されている可能性に気付きました。安全確認及び修復は専門の施設でなければ出来ないと考えています。 【スバル・ナカジマ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】バリアジャケット、魔力消費(中)、全身ダメージ中、左腕骨折(処置済み)、悲しみとそれ以上の決意 【装備】添え木に使えそうな棒(左腕に包帯で固定)、ジェットエッジ@魔法少女リリカルなのはStrikerS、レヴァンティン(カートリッジ0/3)@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具①】支給品一式(一食分消費)、スバルの指環@コードギアス 反目のスバル、救急道具、炭化したチンクの左腕、ハイパーゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード、チンクの名簿(内容はせめて哀しみとともに参照)、 クロスミラージュ(破損)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、黒のナイフ@LYLICAL THAN BLACK、ラウズカード(ジョーカー、ハートの2)@魔法少女リリカルなのは マスカレード、首輪×2(ルルーシュ、シャーリー) 【道具②】支給品一式、ライディングボード@魔法少女リリカルなのはStrikerS 【道具③】支給品一式×2、パーフェクトゼクター@魔法少女リリカルなのは マスカレード、録音機@なのは×終わクロ 【思考】 基本:殺し合いを止める。できる限り相手を殺さない。 1.こなたとかがみを守る(二人には絶対に戦闘をさせない)。 2.かがみと一緒に、罪を背負う。 3.状況次第だが、駅の車庫の中身の確保の事も考えておく。 4.もしも仲間が殺し合いに乗っていたとしたら……。 5.ヴァッシュの件については保留。あまり悪い人ではなさそうだが……? 【備考】 ※仲間がご褒美に乗って殺し合いに乗るかもしれないと思っています。 ※アーカード、金居(共に名前は知らない)を警戒しています。 ※万丈目が殺し合いに乗っていると思っています。 ※アンジールが味方かどうか判断しかねています。 ※千年リングの中に、バクラの人格が存在している事に気付きました。また、かがみが殺し合いに乗ったのはバクラに唆されたためだと思っています。但し、殺し合いの過酷な環境及び並行世界の話も要因としてあると考えています。 ※15人以下になれば開ける事の出来る駅の車庫の存在を把握しました。 ※こなたの記憶が操作されている事を知りました。下手に思い出せばこなたの首輪が爆破される可能性があると考えています。 【ヴィヴィオ@魔法少女リリカルなのはStrikerS】 【状態】気絶中、リンカーコア消失、疲労(極大、回復中)、肉体内部にダメージ(極大、回復中)、血塗れ 【装備】フェルの衣装、デュエルディスク@リリカル遊戯王GX、治療の神 ディアン・ケト(ディスクにセットした状態)@リリカル遊戯王GX 【道具】なし 【思考】 基本:????? 1.ママ…… 【備考】 ※浅倉威は矢車想(名前は知らない)から自分を守ったヒーローだと思っています。 ※矢車とエネル(名前は知らない)を危険視しています。キングは天道総司を助ける善人だと考えています。 ※ゼロはルルーシュではなく天道だと考えています。 ※レークイヴェムゼンゼの効果について、最初からなのは達の魂が近くに居たのだと考えています。 ※暴走の影響により、体内の全魔力がリンカーコアごと消失しました。自力のみで魔法を使うことは二度とできません。 ※レリックの消滅に伴い、コンシデレーションコンソールの効果も消滅しました。 【泉こなた@なの☆すた】 【状態】健康、悲しみ 【装備】涼宮ハル○の制服(カチューシャ+腕章付き)、リインフォースⅡ@魔法少女リリカルなのはFINAL WARS 【道具】支給品一式、投げナイフ(9/10)@リリカル・パニック、バスターブレイダー@リリカル遊戯王GX、レッド・デーモンズ・ドラゴン@遊戯王5D's ―LYRICAL KING―、救急箱 【思考】 基本:かがみん達と『明日』を迎える為、自分の出来る事をする。 0.どうしよう…………? 1.スバルやリイン達の足を引っ張らない。 2.かがみんが心配、出来ることなら支えたい。 3.おばさん(プレシア)……アリシアちゃんを生き返らせたいんじゃなくてアリシアちゃんがいた頃に戻りたいんじゃないの? 【備考】 ※参加者に関するこなたのオタク知識が消されています。ただし何らかのきっかけで思い出すかもしれません。 ※いくつかオタク知識が消されているという事実に気が付きました。また、下手に思い出せば首輪を爆破される可能性があると考えています。 ※かがみ達が自分を知らない可能性に気が付きましたが、彼女達も変わらない友達だと考える事にしました。 ※ルルーシュの世界に関する情報を知りました。 ※この場所には様々なアニメやマンガ等に出てくる様な世界の人物や物が集まっていると考えています。 ※PT事件の概要をリインから聞きました。 ※アーカードとエネル(共に名前は知らない)、キングを警戒しています。 ※ヴィヴィオ及びクラールヴィントからヴィヴィオとの合流までの経緯を聞きました。矢車(名前は知らない)と天道についての評価は保留にしています。 ※リインと話し合いこのデスゲームに関し以下の仮説を立てました。 ・通常ではまずわからない程度に殺し合いに都合の良い思考や感情になりやすくする装置が仕掛けられている。 ・フィールドは幾つかのロストロギアを使い人為的に作られたもの。 ・ループ、制限、殺し合いに都合の良い思考や感情の誘導はフィールドに仕掛けられた装置によるもの。 ・タイムリミットは約2日(48時間)、管理局の救出が間に合う可能性は非常に低い。 ・主催側にスカリエッティ達がいる。但し、参加者のクアットロ達とは別世界の可能性が高い。仮にフィールドを突破してもその後は彼等との戦いが待っている。 ・現状使える手段ではこのフィールドを瓦解する事はまず不可能。だが、本当に方法は無いのだろうか? ※ヴィヴィオにルーテシアのレリックが埋め込まれ洗脳状態に陥っている可能性に気付きました。また命の危険にも気付いています。 【柊かがみ@なの☆すた】 【状態】両手首の腱及び両アキレス腱切断(回復済み)、腹部に深い刺し傷(回復済み)、つかさの死への悲しみ、サイドポニー、はやて(StS)に対する恐怖、脱力感 【装備】とがめの着物(上着のみ)@小話メドレー 【道具】なし 【思考】 基本:出来るなら、生きて行きたい。 1.????? 2.こなたを守る。 【備考】 ※一部の参加者やそれに関する知識が消されています(たびかさなる心身に対するショックで思い出す可能性があります)。 ※デルタギアを装着した事により電気を放つ能力を得ました。 ※変身時間の制限にある程度気付きました(1時間~1時間30分程時間を空ける必要がある事まで把握)。 ※エリアの端と端が繋がっている事に気が付きました。 ※第4回放送を聞き逃しました。その為、放送の異変に気付いていません。 【リインフォースⅡ:思考】 基本:スバル達と協力し、この殺し合いから脱出する。 1.かがみを警戒する……? 2.周辺を警戒しいざとなったらすぐに対応する。 【備考】 ※自分の力が制限されている事に気付きました。 ※ヴィヴィオ及びクラールヴィントからヴィヴィオとの合流までの経緯を聞きました。 ※ヴィヴィオにルーテシアのレリックが埋め込まれ洗脳状態に陥っている可能性に気付きました。また命の危険にも気付いています ※かがみに憎しみを抱いています。それによって、自己嫌悪も芽生えています。 【アギト@魔法少女リリカルなのはStrikerS】の簡易状態表。 【思考】 基本:ゼストに恥じない行動を取る 1.かがみを警戒する 2.はやて(StS)らと共に殺し合いを打開する 3.金居を警戒 【備考】 ※参加者が異なる時間軸や世界から来ている事を把握しています。 ※デイパックの中から観察していたのでヴィータと遭遇する前のセフィロスをある程度知っています。 Back 罪 時系列順で読む Next Round ZERO ~MOONLIT BEETLES 投下順で読む Next Round ZERO ~MOONLIT BEETLES 天道総司 Next Pain to Pain(前編) ヴァッシュ・ザ・スタンピード Next Pain to Pain(前編) ユーノ・スクライア Next Pain to Pain(前編) 高町なのは(StS) Next Pain to Pain(前編) 八神はやて(StS) Next Pain to Pain(前編) スバル・ナカジマ Next Pain to Pain(前編) ヴィヴィオ Next Pain to Pain(前編) 泉こなた Next Pain to Pain(前編) 柊かがみ Next Pain to Pain(前編)
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/128.html
内部空間対話 融合型デバイスの機能の一つ。通常使用時は使用者とデバイスの双方が意識を保っているため、 主導側の思念通話に融合側が答えるという形で対話が行われるが、片方が意識を喪失、あるいは行動能力を失っている場合等には、 内部空間で臨時の保護・治療、あるいは行動の指示や相談等が行われる。 この際、主導側のマルチタスク能力によっては戦闘や移動等の行動を続けながらの保護活動も行うことができる。 闇の書の夢 「吸収」で捕獲空間に閉じこめた相手に見せる幻覚魔法。捕獲対象の精神にアクセス、その対象が深層意識で強く望んでいる夢を見せる。 闇の書の使用者が捕獲対象を開放するか、捕獲対象が夢を夢と認識し、脱出の意志を強く持たないかぎり、この夢は終わることなく続く。 シュヴァルツェ・ヴィルクング 拳に打撃力強化と効果破壊の能力を持つ魔力を付与して行う格闘攻撃。 効果破壊は数種類のバリエーションが存在し、外部からの認識は困難。また、高位の術者は左右で別々の効果付与も可能。 なのはへの攻撃の際はシールド破壊の効果を与えており、本来は強固ななのはのラウンドシールドを破壊・正確にダメージを与えている。 フォトンランサー・ジェノサイドシフト フェイトのリンカーコア蒐集時にコピーしたフェイトの高位魔法の一つ、「フォトンランサー・ファランクスシフト」の応用版。 魔法自体のコピーをしても、中距離高速射撃の適性が高くない闇の書の意志にはファランクスシフトの展開・制御が困難だったことから、 自己の適性に合わせて集中射撃型から広域拡散型に改変、調整が施されていようである。 フルドライブ/エクセリオンモード 本体の破損を防ぐための出力リミッターを解除したフルドライブモード。 爆発的な出力を叩き出し、術者の持つすべての能力を底上げすることを目的としている。 使用時におけるなのは本人の魔力消費や攻防におけるカートリッジ消費量は著しく、 本来の機体耐久性能を超えた出力は危険も伴うが「主の思いを貫くための力となる」その一点にすべてを賭けた「魔導師の杖」としての答えがこの姿である。 エクセリオンバスターA.C.S 瞬間突撃システム「A.C.S(Accelerate Charge System)」を起動。 半実体化する魔力刃「ストライクフレーム」を先端に形成し、充填したエネルギーを高速突撃に使用。 突撃によって対象の防御を貫通、相手の防御の内側に向けて零距離射撃を撃ち込むという一連の動作によって成される「突撃砲」。 直撃後の威力余波処理等、問題は多く、いまだ未完成の魔法ではあるが、いかなる妨害や困難があろうと思いを届かせるというなのはの願いが形を成しており、 「防御の上からでも落とす」なのはの戦闘スタイルはさらなる進化を遂げている。 バレルショット 補助効果付きの複合高速砲撃。 超高威力砲撃を放つ際に必要となる、照準・弾道安定・発射直後の暴発や拡散を防止するための補助魔法である「バレル展開」。 バレルの射線から逃さないための、発射型の不可視バインドの発射。 両者を確実に達成するための、殺傷効果こそ持たないものの強度の物理衝撃を伴う衝撃波の発射。 衝撃波が(防御の可否に関わらず)命中した瞬間バインド効果が発動し、同時に砲撃を放つためのバレルはすでに展開されているため、 捕獲された対象は発射までの極めて短い時間でバインドを破壊、回避しなくてはならない。 凶悪とも言えるその効果の代償は、通常砲撃を軽く上回る多大な魔力消費と、高度な魔力運用能力と集中力を必要とする事実。 砲撃型でありながら単独遊撃戦力をもこなす特異な魔導師であるなのはが「中距離での高速戦」と「高威力砲」を両立させるために組み上げた魔法である。 エクセリオンバスター エクセリオンモードの砲撃魔法。 射程はバスターモードのD.B.Eより短くなっているが、バリア貫通・着弾時反応炸裂の効果を持ち、文字通り爆発的な威力を叩き出す。 中距離射撃時は緩やかな変化ながら発射後の軌道制御も可能としており、最大威力での放射「フォースバースト」の際には、最大4連での同時砲撃となる。 中距離戦での切り札となる、なのはの「一撃必倒」魔法の一つ。
https://w.atwiki.jp/animerowa-2nd/pages/163.html
魔法少女リリカルなのはStrikerSからの支給品 ガジェットドローン シモンに支給 スカリエッティが開発した機動兵器。カプセル状の形をしたⅠ型。 側面部に設置されたコンソールから命令をプログラミングすることができ、その命令に従い自立行動する。 命令プラグラムは、セットした本人でなければ解除不能。上書きも不可。 プログラミングは簡略化されているが、ある程度の機械技術がなければ難しいものと思われる。 また、アームケーブルとAMFは健在なものの、光学兵器等の武装は撤去されている模様。 監視のためのカメラも備えられており、側面部の簡易モニターに映し出せれば、アームケーブルを通して他の映像媒体に出力することも可能。 シルバーケープ 衝撃のアルベルトに支給。 クアットロの固有武装。クアットロが羽織っているケープがこれ。 高いステルス性能と魔法攻撃に対する耐性を持っている。 また、戦闘機人でない者でも問題なく使用できる模様。 ローラーブーツ スバル・ナカジマがマッハキャリバーの前に使っていた魔力で駆動するローラースケート。 アイザック・ディアンに支給 以下はデバイス(くわしくはなのはwikiのインテリジェントデバイス、ストレージデバイス、ブーストデバイス、アームドデバイスの項目を参照) マッハキャリバー 菫川ねねねに支給。待機状態は青色の六角形の宝石に紐が付いたもの。 戦闘状態となると、ローラスケート型に変化する。 なお本来は、右手用リボルバー・ナックルもセットになってはいるが そちらはミリア・ハーヴェントに支給。 右手用リボルバー・ナックル(カートリッジ6/6)+予備カートリッジ×12 ミリア・ハーヴェントに支給。格闘専用の魔法が使える。 左手用リボルバー・ナックル(カートリッジ6/6)+予備カートリッジ×12 マース・ヒューズに支給。格闘専用の魔法が使える。 クロスミラージュ(カートリッジ4/4) x2+予備カートリッジ×8 明智健悟に支給。待機状態は一枚のカード。 戦闘状態となると、2丁拳銃型へと変化する。 ストラーダ 言峰綺礼に支給。待機状態は腕時計。 戦闘状態となると、大型の槍へと変化する。 ちなみにデバイスの声はシモンと同じ柿原徹也さんが担当している。 ※キャスト表では「Tetsuya Kakihara」となっている。 クラールヴィント 鴇羽舞衣に支給。 ヴォルケンリッターが一人、湖の騎士シャマルの使用するアームドデバイス。別名「風のリング」。 攻撃能力は無いに等しいが、治療や通信、更に転送等の支援用途で本領を発揮する。 当たり前の事だが、魔力の無い人間には使用できない。 ケリュケイオン シャマルに支給 キャロ・ル・ルシエの使用するミッドチルダ式のブーストデバイス。 手の甲の部分に大き目の水晶が付いたグローブの様な形状をしている。左右で別々のブースト魔法を同時使用できる模様。 広域サーチ能力を有している可能性もあるが、ロワ会場では多少の制限が行われていると思われる。 なお、待機状態は宝玉に翼の意匠のついたアクセサリーのような形状のものにリングの状の紐が付いている。 キャロは左手首に装着していた。 以下、ネタバレを含みます + 開示する フリードリヒ キャロ・ル・ルシエの使役竜。『白銀の飛竜』の異名を持つ。 知能は高いですが、自傷行為のため現在自立行動は不可能。 また会場の制限を受けているため、火炎は本来のものより抑えられています 現在の小竜の姿は仮のもので、本来は人を一人二人乗せて飛べるほどの大きさです。 ただしそれにはキャロの「竜魂召喚」の魔法が必要です。 E-6/デパート地下に隠されていた。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/706.html
前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ 子供が森を走っていた。 男の子だ。 たぶん学院の周りにある森のどこか。 秘薬の授業で行った覚えがある。 走って走って走って走る。 息を切らせた男の子が立ち止まる。 よく見ると腕から血を流している。 怪我をしているようだ。 男の子は周りを見回す。 なにかを探しているのだろうか。 動きが止まる。 なにかを見つけたのだろうか。 男の子は突然赤く丸い宝石を持ち、手を伸ばす。 溢れる光が魔法陣を作りだす。 今度は男の子が見ている方から音がした。 なにかは解らない。 2つの目だけがぎらぎら光る獣のようなもの。 それが男の子に向かい突進してくる。 危ない、と思った。 でも少年は動かない。 かわりに呪文の詠唱を始める。 「たえなる響き 光となれ 許されざる者を 封印の輪に」 獣が男の子に飛びかかる。 「ジュエルシード封印!」 獣が魔法陣にぶつかった。 光が強くなる。 魔法陣の魔力が吹き出す。 木を揺らし、獣が引き裂きさかれていった。 だけどそれだけ。 獣は弱った体を引きずりながら逃げ、男の子は膝をつく。 「逃がしちゃった。追いかけなくっちゃ」 男の子は倒れる。 動かない。 だけど、その子の声は聞こえた。 「誰か、僕の声を聞いて……力を貸して……魔法の力を」 男の子が光に包まれる。 やがて光は消え、男の子のいたところにはフェレットと赤く丸い宝石があった。 「……変な夢」 寝ぼけ眼で朝起きたルイズの第一声がそれだ。 なんであんな夢を見たのか解らない。 フェレットも、宝石も、男の子も、獣も、どれも聞いたこともないし見覚えもない。 第一あの言葉 「力を貸して……魔法の力を」 あれはなんなんだろう。 「私の夢で言わなくてもいいじゃない!私の……夢で」 落ち込みかけた気分を顔を思いっきり回して振り飛ばした。 今日は大切な日、春の使い魔召喚なのだ。 そのためにルイズは身支度を調えると、召喚の場へと走った。 みんな召喚を終わらせていく。 ルイズは最後だったが、自分の番が近づくたびに心臓が大きく動いていくのを押さえられなかった。 犬、猫、土竜、バグベアード、サラマンダー。 中には竜を召喚した者までいる。 みんなうまくいってる。 ──でも、でも私は…… 「ミス・ヴァリエール」 突然、教師のミスタ・コルベールに呼ばれぼうっとしていたルイズは辺りをきょろきょろ見回した。 「なにをしているのです?あなたの番ですよ」 ルイズを笑う声があちこちから聞こえてくる。 「お、ルイズが召喚するぜ」 「どうせ、できないよ。ゼロだからな」 そんな声をルイズは無視して広場の真ん中まで歩いた。 「さあ、始めなさい」 ルイズはうなずく。 いつも失敗している魔法。 でも、今日だけは成功させないといけない。 深呼吸をして目をつぶる。 杖を突き出し、精神を集中。 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!」 いつもとちがった。 魔力が集まっていく。 「強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 」 使い魔のイメージまで見えてくる。 思っていたのとは違うみたいだが、それでもそのイメージを放さない。 「私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」 異国の言葉が聞こえた。 「all right.」 「え?」 爆発が起こった。 いつもの爆発。 「あ……」 だけど今日は違っていた。 爆発の後には首に宝石をかけた薄い黄色のフェレットが一匹。 「できた……私の使い魔、召喚できた」 ルイズは駆け出し、フェレットを抱き上げる。 「つぎは……そう、コンストラクト・サーヴァント」 「待ちなさい!」 ミスタ・コルベールに止められた。 「君の使い魔は弱っているようだね。コンストラクト・サーヴァントは待ちなさい」 よく観るとフェレットは怪我をしている。 それに、息はしているが動かない。 「コンストラクト・サーヴァンは使い魔が回復してからにしなさい。薬を用意しよう」 「はい」 「他のみんなは、教室に戻りなさい」 返事をした生徒達は未だ落ち着かないルイズを残し、フライの魔法で空を飛んで教室に戻っていく。 「使い魔、ちゃんと治せよ」 「わかってるわよ」 いつもと変わらない気の強そうな目でルイズは空を飛ぶ生徒を見返していた。 「なにをしてるんだね。早く来なさい」 ルイズは自分の召喚したフェレットをしっかりと抱きしめ、コルベールの後を追った。 前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ
https://w.atwiki.jp/overmass/pages/149.html
種族「人間種」 ステータスはLV100・全スキルLV100・親密度最大時 名称 タイプ 基礎 ロール HP 攻撃力 防御力 素早さ 星炎の破壊者 力 魔法 アタッカー 8,041 8,446 3,344 385 不屈の空戦魔導師 心 魔法 アタッカー 8,535 8,979 3,553 407 閃光の空戦魔導師 心 物理 アタッカー 8,036 8,589 3,462 459 迅雷の強襲者 心 物理 アタッカー 7,573 8,079 3,258 433 夜天の書の主 知 魔法 エンハンサー 7,350 6,420 3,685 447 闇の統御者 知 魔法 アタッカー 7,806 8,202 3,430 400 星炎の破壊者 【コラボ】魔法少女と魔導の王 不屈の空戦魔導師 【コラボ】魔法少女と魔導の王 閃光の空戦魔導師 【コラボ】魔法少女と魔導の王 迅雷の強襲者 【コラボ】魔法少女と魔導の王 夜天の書の主 【コラボ】魔法少女と魔導の王 闇の統御者 【コラボ】魔法少女と魔導の王
https://w.atwiki.jp/a_nanoha/pages/17.html
出会いが絆が紡ぐ新たな物語―― ”リリカルなのは“シリーズ新章LIFT OFF! 人と魔導との出会いは果たして幸福であったか否か かつて世界に争いを起こしたのが巨大な魔導の力ならば 争いを止めたのも また同じ魔導の力だった 世界はいま片時の平和の中のにあり 答えは今だ出ていない シスター「はい…ミッドチルダ宛ての電信絵葉書の送信ね」 トーマ「うぃっス」 シスター「旅行中?」 トーマ「はい」 シスター「いいわね、今日はどこまで?」 トーマ「この先の鉱山遺跡で宝探しと」 Record01 「Engage(エンゲージ)」 トーマ【前略、スゥちゃんお元気ですか?俺は一昨日からルヴェラの文化保護区に入りました。 ワガママ言って許して貰ったひとり旅も残りあと3か月。 保護区内は次元間通信が不安定なのであんまり連絡できませんが】 トーマ「なースティード、到着は夜になるかな」 スティード「そうですねトーマ、食糧の準備は充分で?」 トーマ「もちろん」 トーマ【俺は元気でやってます(スティードに教わって勉強もちゃんとやってます) 約束通り旅行の間に世界を見て回って自分の答えを見つけます】 トーマ「おー!やっと見えた!」 スティード「お目当てのルヴェラ鉱山遺跡ですね」 トーマ「うん」 スティード「ですがもう夜です。野営できる場所を探しましょう」 トーマ「だな」「先客かな、今明かりが見えたような」 スティード「こんな辺鄙な場所に?」 女研究者「機材とデータの搬出は終了です。後はマテリアルですが」 男研究者「廃棄処分だ、ここに捨てていく」 女研究者「献体はともかくシュトロゼックもですか?」 男研究者「できそこない一基にいつまでも関わっておれんよ。向こうで銀十字(こいつ)の保有者を書き換えれば済む」 スティード「引っ越しにしては物騒ですね」 トーマ「関わり合って得はねーな。このままこっそり…」 リリィ『痛イよ。苦シいヨ』 トーマ「あ、つっ!!」 スティード「トーマ!?」 トーマ「いて、いてて…っ。この声念話…!?」 スティード「!?私には何も」 トーマ「あの奥…助けてって言ってる!」 スティード「トーマ、あなたまさか」 トーマ「助けてって言ってる」 スティード「――ですよね。ただ、あなたがケガをすると私も彼女に怒られますので」 トーマ「オーライ相棒(バディ)うまくやるさ」 トーマ「うお…ッ!ここ研究施設…?」 スティード「それもだいぶヤバイ方向の」 リリィ『痛い、よ』 トーマ「痛いのすぐに止めてあげるから」「――解け」「!?あッ!づ…っっ!」 男研究者「侵入者!?」 女研究者「何者かがシュトロゼック-4thに接触!それにこれはリアクトの反応!?」 リリィ『だめ、痛いよ、怖いよ、寂しいよ、来ちゃだめ』 トーマ「大丈夫…泣かないで。俺がいますぐ助けるから」「!!」 「てて…っ、大丈夫ッ!? !!!全裸!?き…!着るもの!スティードなんか服っ!!」 スティード「それらしきものならここに」 男研究者「失態だ。安置室を熱焼却処分!シュトロゼックと侵入者ごとだ!!」 機械音声「警告、警告。感染災害の危険発生。これより熱焼却処理を行ないます。 トーマ「しょ、焼却ッ!?」 スティード「困りましたね、暑いのは苦手です」 機械音声「近隣ブロックの職員は至急避難を」 トーマ「手伝えスティード!」 スティード「オーライトーマ」 機械音声「カウント6」 スティード「Protection」 トーマ「あの、いきなり飛びこんできてこんなことになっちゃって本当にゴメン」 機械音声「5」 トーマ「でも大丈夫。きっと助けるから」 機械音声「4」「3」「2」「1」 リリィ『誓約(エンゲージ)』 機械音声「0」 男研究者「やったか!?」 機械音声「プラズマアーク正常作動!」 男研究者「いかなる防御をしようと人間が生存することなど――生きている。 あれが完成したのなら!金属が沸騰する温度の中でも活動しうるッ!!そういうものを! 我々は!造り出そうとしていた!!」 ディバイダー966「E-C DividerCode-966」「StartUp」 トーマ「――ディバイド、ゼロ」ドゴッ ズドン スティード「トーマ、トーマ!」 トーマ「んあ、え、あれッ!?」 スティード「大丈夫ですかトーマ。それになんですか?そのイカした格好は?」 トーマ「うおお!なんじゃこりゃあ―!!」「あ」「おお!」「――あれ、なんだこの腕輪」 「ああごめん。大丈夫?」「俺、トーマ・アヴェニール。名前聞いても?} リリィ「リリィ、です。リリィ・シュトロゼック」 トーマ「リリィ。いいね、かわいい名前だ」「と、とりあえず安全な場所まで出よう!スティード周辺チェック!」 スティード「オーライ、トーマ」 同時刻 第12管理世界フェディキアStワレリー港 シャーリー「お疲れ様です。フェイトさん、ティアナ執務官。押収物には該当しそうな品ありませんでした」 フェイト「そう、銀十字もディバイダーもここじゃなかったか」 ティアナ「「エクリプス」の感染者を出すわけにはいきません」 フェイト「うん。もしも感染者が出たのなら、なんとしても捕獲しないと」 To be conntinued Record02 「Lily-Strosek(リリィ・シュトロゼック)」
https://w.atwiki.jp/nanohass/pages/2462.html
:HALO-THE REQULIMER- クロス元:HALO 最終更新:08/07/13 LV0 Trailer LV1 First contact LV2 START LV3 SPARTAN LV4 Inter Mission I 魔法少女リリカルなのはNumberS『仮面の男』 クロス元:仮面ライダー 最終更新:08/12/01 第一話 拍手感想 TOPページへ このページの先頭へ
https://w.atwiki.jp/hamelnwiki/pages/21.html
検索しやすいように表記の統一にご協力ください シリーズに分かれているものは太字で書かれているものを原作名に記入してタグに作品名をお書きください クロスオーバーの場合は一番比重の高い作品を原作名に書き、タグに「クロスオーバー」と「他の原作名」を記入して下さい 試験導入 原作名・タグ検索 あTHE IDOLM@STER 青の祓魔師 アクセル・ワールド アスラクライン アトリエシリーズ ARIA アマガミ アーマード・コア 圧倒的遊戯ムゲンソウルズ アンパンマン いちばんうしろの大魔王 いつか天魔の黒ウサギ イナズマイレブン インフィニット・ストラトス ヴァルキリープロファイル うたの☆プリンスさまっ♪ うたわれるもの うみねこのなく頃に エンジェル・ハート Angel Beats! オオカミさんと七人の仲間たち 狼と香辛料 織田信奈の野望 お・り・が・み 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 終わりのクロニクル か学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 家庭教師ヒットマンREBORN! カードファイト!! ヴァンガード Kanon 空の境界 カンピオーネ! 機動戦艦ナデシコ ガンダム 軌跡シリーズ キノの旅 キミキス キラークイーン ギャグマンガ日和 ギャラクシーエンジェル 境界線上のホライゾン 銀河英雄伝説 銀魂 CLANNAD 紅 kure-nai 黒子のバスケ 黒執事 幻想水滸伝 恋姫†無双 鋼殻のレギオス 高機動幻想ガンパレード・マーチ ココロコネクト GS美神 極楽大作戦!! コードギアス これはゾンビですか? GOD EATER さ咲-Saki- サクラ大戦 サムライ ディーパー キョウ 戯言シリーズ シークレットゲーム 実況パワフルプロ野球 シティーハンター 灼眼のシャナ Steins;Gate 少年陰陽師 ジョジョの奇妙な冒険 新世紀エヴァンゲリオン 涼宮ハルヒの憂鬱 スターオーシャン 巣作りドラゴン ストライクウィッチーズ スーパーロボット大戦シリーズ 星刻の竜騎士(ドラグナー) 聖剣の刀鍛冶 生徒会の一存 精霊使いの剣舞 聖闘士星矢 戦国BASARA 戦場のヴァルキュリア 戦闘城塞マスラヲ ソードアート・オンライン ゼロの使い魔 戦姫絶唱シンフォギア 装甲悪鬼村正 た大乱闘スマッシュブラザーズ 探偵オペラ ミルキィホームズ ダンボール戦機 超次元ゲイム ネプテューヌ 月姫 つよきす Dies irae ディエス・イレ D.Gray-man ディーグレイマン デュラララ!! テイルズオブシリーズ デジモンシリーズ DEATH NOTE デスノート テニスの王子様 デモンベイン とある魔術の禁書目録 東京魔人學園 東京レイヴンズ To Heart ToHeart2 東方Project 都市シリーズ DOG DAYS .hack ドラえもん ドラゴンクエスト ドラゴンボール とらドラ! トリコ なNARUTO -ナルト- ぬらりひょんの孫 はバイオハザード ハイスクールD×D 這いよれ!ニャル子さん バカとテストと召喚獣 鋼の錬金術師 薄桜鬼 パパのいうことを聞きなさい! ハリー・ポッター HUNTER×HUNTER BAMBOO BLADE ヒカルの碁 ひぐらしのなく頃に 緋弾のアリア ファイナルファンタジー ファイアーエムブレム Fate/EXTRA Fate/stay night Fate/Zero Fate/hollow ataraxia 武装神姫 BLACK☆ROCK SHOOTER プリキュア BLEACH フルメタル・パニック! ブレス オブ ファイア ヘタリア HELLSING ペルソナ ベン・トー VOCALOID 僕は友達が少ない 星のカービィ ポケットモンスター ま真剣で私に恋しなさい! マジック・ザ・ギャザリング マクロス マテリアルゴースト Muv-Luv 魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女リリカルなのは 魔法先生ネギま! 魔法使いの夜 まりあ†ほりっく ミスマルカ興国物語 未来日記 ムシウタ 女神転生 めだかボックス メタルウルフカオス メタルギア メダロット 萌えCanちぇんじ 物語シリーズ モンスターハンター や遊戯王 ららき☆すた ランスシリーズ リトルバスターズ! 流星のロックマン レイセン れでぃ×ばと! レンタルマギカ ロウきゅーぶ! ロックマン わWORKING!! ONE PIECE [部分編集] あ THE IDOLM@STER →推奨キーワード アイドルマスター,アイマス 青の祓魔師 アクセル・ワールド アスラクライン アトリエシリーズ マリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士~ エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~ リリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士3~ ヘルミーナとクルス ~リリーのアトリエ もう一つの物語~ ユーディーのアトリエ ~グラムナートの錬金術士~ ヴィオラートのアトリエ ~グラムナートの錬金術士2~ イリスのアトリエ エターナルマナ イリスのアトリエ エターナルマナ2 イリスのアトリエ グランファンタズム リーズのアトリエ ~オルドールの錬金術士~ マナケミア ~学園の錬金術士たち~ マナケミア2 ~おちた学園と錬金術士たち~ アニーのアトリエ ~セラ島の錬金術士~ ロロナのアトリエ ~アーランドの錬金術士~ リーナのアトリエ ~シュトラールの錬金術士~ トトリのアトリエ ~アーランドの錬金術士2~ メルルのアトリエ~アーランドの錬金術士3~ アーシャのアトリエ ~黄昏の大地の錬金術士~ ARIA アマガミ アーマード・コア →推奨キーワード:AC プロジェクトファンタズマ →推奨キーワード:ACPP マスターオブアリーナ →推奨キーワード:ACMOA アーマード・コア2 →推奨キーワード:AC2 アナザーエイジ →推奨キーワード:ACAA アーマード・コア3 →推奨キーワード:AC3 サイレントライン →推奨キーワード:ACSL ネクサス →推奨キーワード:ACNX ナインブレイカー →推奨キーワード:ACNB フォーミュラフロント →推奨キーワード:ACFF ラストレイヴン →推奨キーワード:ACLR アーマード・コア4 →推奨キーワード:AC4 フォーアンサー →推奨キーワード:ACfA アーマード・コアV →推奨キーワード:ACV 圧倒的遊戯ムゲンソウルズ アンパンマン いちばんうしろの大魔王 いつか天魔の黒ウサギ イナズマイレブン イナズマイレブンGO インフィニット・ストラトス →推奨キーワード:IS ヴァルキリープロファイル ヴァルキリープロファイル2 シルメリア ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者 うたの☆プリンスさまっ♪ うたわれるもの うみねこのなく頃に エンジェル・ハート Angel Beats! オオカミさんと七人の仲間たち 狼と香辛料 織田信奈の野望 お・り・が・み 俺の妹がこんなに可愛いわけがない 終わりのクロニクル [部分編集] か 学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD 家庭教師ヒットマンREBORN! カードファイト!! ヴァンガード Kanon 空の境界 →推奨キーワード:TYPE-MOON カンピオーネ! 機動戦艦ナデシコ 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- ガンダム 機動戦士ガンダム 機動戦士Ζガンダム 機動戦士ガンダムΖΖ 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 機動戦士Vガンダム 機動戦士ガンダムUC 機動武闘伝Gガンダム 新機動戦記ガンダムW 機動新世紀ガンダムX ∀ガンダム 機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機動戦士ガンダム00 機動戦士ガンダムAGE 軌跡シリーズ 英雄伝説 空の軌跡 英雄伝説 零の軌跡 英雄伝説 碧の軌跡 那由多の軌跡 キノの旅 キミキス キラークイーン ギャグマンガ日和 ギャラクシーエンジェル 境界線上のホライゾン 銀河英雄伝説 銀魂 CLANNAD →推奨キーワード:クラナド 紅 kure-nai 黒子のバスケ 黒執事 幻想水滸伝 恋姫†無双 恋姫†無双~ドキッ☆乙女だらけの三国志演義~ 真・恋姫†無双~乙女繚乱☆三国志演義~ →推奨キーワード:真・恋姫†無双 真・恋姫†無双~萌将伝~ →推奨キーワード:萌将伝 鋼殻のレギオス レジェンド・オブ・レギオス 聖戦のレギオス 高機動幻想ガンパレード・マーチ ココロコネクト GS美神 極楽大作戦!! コードギアス コードギアス 反逆のルルーシュ コードギアス 反逆のルルーシュR2 コードギアス亡国のアキト コードギアス ナイトメア・オブ・ナナリー これはゾンビですか? GOD EATER →推奨キーワード:ゴッドイーター GOD EATER 2 GOD EATER BURST [部分編集] さ 咲-Saki- 咲 Saki 阿知賀編 サクラ大戦 サムライ ディーパー キョウ 戯言シリーズ →推奨キーワード:西尾維新 クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 サイコロジカル(上) 兎吊木垓輔の戯言殺し / (下) 曳かれ者の小唄 ヒトクイマジカル 殺戮奇術の匂宮兄妹 ネコソギラジカル(上) 十三階段 / (中) 赤き征裁 vs. 橙なる種 / (下) 青色サヴァンと戯言遣い シークレットゲーム 実況パワフルプロ野球 →推奨キーワード:パワプロ シティーハンター 灼眼のシャナ Steins;Gate STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん 少年陰陽師 ジョジョの奇妙な冒険 新世紀エヴァンゲリオン エヴァンゲリオン新劇場版 新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd 新世紀エヴァンゲリオン 碇シンジ育成計画 新世紀エヴァンゲリオン 学園堕天録 涼宮ハルヒの憂鬱 スターオーシャン スターオーシャン セカンドストーリー スターオーシャン ブルースフィア スターオーシャン3 巣作りドラゴン ストライクウィッチーズ スーパーロボット大戦シリーズ スーパーロボット大戦DC戦争シリーズ スーパーロボット大戦αシリーズ スーパーロボット大戦Zシリーズ スーパーロボット大戦COMPACTシリーズ スーパーロボット大戦OGシリーズ 無限のフロンティアシリーズ 魔装機神シリーズ 星刻の竜騎士(ドラグナー) 聖剣の刀鍛冶 生徒会の一存 精霊使いの剣舞 聖闘士星矢 戦国BASARA 戦場のヴァルキュリア 戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校 戦場のヴァルキュリア3 戦闘城塞マスラヲ →推奨キーワード;林トモアキ ソードアート・オンライン →推奨キーワード:SAO ゼロの使い魔 戦姫絶唱シンフォギア 装甲悪鬼村正 [部分編集] た 大乱闘スマッシュブラザーズ 探偵オペラ ミルキィホームズ ダンボール戦機 超次元ゲイム ネプテューヌ 月姫 →推奨キーワード:TYPE-MOON つよきす Dies irae ディエス・イレ Dies irae Also sprach Zarathustra(無印版) Dies irae Die Morgendammerung Dies irae Also sprach Zarathustra -die Wiederkunft- Dies irae ~Acta est Fabula~ Dies irae ~Acta est Fabula~Sound Collection Dies irae ~Amantes amentes~(コンシューマ版) D.Gray-man ディーグレイマン デュラララ!! テイルズオブシリーズ テイルズ オブ ファンタジア テイルズ オブ デスティニー テイルズ オブ エターニア テイルズ オブ デスティニー2 テイルズ オブ シンフォニア テイルズ オブ リバース テイルズ オブ レジェンディア テイルズ オブ ジ アビス テイルズ オブ イノセンス テイルズ オブ ヴェスペリア テイルズ オブ ハーツ テイルズ オブ グレイセス テイルズ オブ エクシリア テイルズ オブ エクシリア2 テイルズ オブ ザ テンペスト テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン テイルズ オブ ザ ワールド ~サモナーズ リネージ~ テイルズ オブ エターニア オンライン テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士- テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX デジモンシリーズ DEATH NOTE デスノート テニスの王子様 デモンベイン 機神咆吼デモンベイン 斬魔大聖デモンベイン 機神飛翔デモンベイン とある魔術の禁書目録 とある科学の超電磁砲 新約 とある魔術の禁書目録 東京魔人學園 東京レイヴンズ To Heart ToHeart2 ToHeart2 ダンジョントラベラーズ 東方Project 都市シリーズ DOG DAYS .hack ドラえもん ドラゴンクエスト ドラゴンボール とらドラ! トリコ [部分編集] な NARUTO -ナルト- ぬらりひょんの孫 [部分編集] は バイオハザード ハイスクールD×D 這いよれ!ニャル子さん バカとテストと召喚獣 鋼の錬金術師 薄桜鬼 パパのいうことを聞きなさい! ハリー・ポッター 実況パワフルプロ野球 HUNTER×HUNTER BAMBOO BLADE →推奨キーワード:バンブーブレード BAMBOO BLADE B →推奨キーワード:バンブーブレード ヒカルの碁 ひぐらしのなく頃に 緋弾のアリア 緋弾のアリアAA ファイナルファンタジー ファイアーエムブレム Fate/EXTRA →推奨キーワード:TYPE-MOON Fate/stay night →推奨キーワード:TYPE-MOON Fate/Zero →推奨キーワード:TYPE-MOON Fate/hollow ataraxia →推奨キーワード:TYPE-MOON 武装神姫 BLACK☆ROCK SHOOTER →推奨キーワード:ブラック☆ロックシューター,B☆RS プリキュア BLEACH →推奨キーワード::ブリーチ フルメタル・パニック! フルメタル・パニック! アナザー ブレス オブ ファイア ヘタリア HELLSING →推奨キーワード:ヘルシング ペルソナ ペルソナ2 ペルソナ3 ペルソナ4 ベン・トー VOCALOID →推奨キーワード::ボーカロイド 僕は友達が少ない 星のカービィ ポケットモンスター ポケットモンスター 赤・緑 ポケットモンスター 青 ポケットモンスター ピカチュウ ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン ポケットモンスター 金・銀 ポケットモンスター クリスタルバージョン ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー ポケットモンスター ルビー・サファイア ポケットモンスター エメラルド ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ポケットモンスター プラチナ ポケットモンスター ブラック・ホワイト ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 ポケモン不思議のダンジョンシリーズ ポケモンレンジャーシリーズ ポケットモンスターSPECIAL ポケットモンスター The Animation [部分編集] ま 真剣で私に恋しなさい! 真剣で私に恋しなさい!S マジック・ザ・ギャザリング マクロス マクロスプラス マクロス7 マクロス ゼロ マクロスF マテリアルゴースト Muv-Luv →推奨キーワード::マブラヴ EXTRA UNLIMITED Alternative ALTERED FABLE Alternative Total Eclipse Tactical Surface Fighter in Action→TSFA The Euro Front(ザ・ユーロ・フロント) シュヴァルツェスマーケン 魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女リリカルなのは 魔法少女リリカルなのはA's 魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE BATTLE OF ACES- 魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY- 魔法少女リリカルなのはStrikerS 魔法戦記リリカルなのはForce 魔法少女リリカルなのはViVid 魔法先生ネギま! 魔法使いの夜 →推奨キーワード:TYPE-MOON まりあ†ほりっく ミスマルカ興国物語 →推奨キーワード:林トモアキ 未来日記 ムシウタ 女神転生 →推奨キーワード:メガテン 真・女神転生 真・女神転生デビルサマナー デビルサマナー ソウルハッカーズ 女神異聞録デビルサバイバー→推奨キーワード:デビルサバイバー めだかボックス メタルウルフカオス メタルギア →推奨キーワード:MG メタルギア2→推奨キーワード:MG2 メタルギアソリッド→推奨キーワード:MGS MGS2 サンズオブリバティー MGS3 スネークイーター ポータブルオプス→推奨キーワード:MPO+ MGS4 ガンズオブザパトリオット ピースウォーカー→推奨キーワード:PW メダロット 萌えCanちぇんじ 物語シリーズ →推奨キーワード:西尾維新 化物語 傷物語 偽物語 猫物語 傾物語 花物語 囮物語 鬼物語 恋物語 モンスターハンター モンスターハンター G モンスターハンター 2 モンスターハンター 3 モンスターハンター 3G モンスターハンター 4 モンスターハンター フロンティア [部分編集] や 遊戯王 遊戯王R 遊戯王GX 遊戯王5D's 遊戯王ZEXAL [部分編集] ら らき☆すた ランスシリーズ 鬼畜王ランス 戦国ランス リトルバスターズ! 流星のロックマン レイセン →推奨キーワード:林トモアキ れでぃ×ばと! レンタルマギカ ロウきゅーぶ! ロックマン ロックマンX ロックマンDASH ロックマンエグゼ ロックマンゼロ ロックマンゼクス [部分編集] わ WORKING!! ONE PIECE
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1893.html
前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ トリステインの城下町についたキュルケはタバサをつれて、まず駅に走った。 案の定、タバサの使い魔のシルフィードが見つけていた学院の馬がいた。 城下町に入ってからはシルフィードはルイズ達を見失っている。 壁と人混みに紛れてしまった、とタバサが言っていた。 駅の警備の衛兵に、この馬に乗ってきた学院の生徒はどこに行ったかと聞いてみると、大通りの方に歩いて行ったと答えが返ってきた。 というわけで、今は大通りを歩きながらルイズを探している。 大通りには綺麗な店が多い。 値段は高いが学院の生徒が遊ぶにはちょうどいいところだ。 適当な店に入って値切り交渉を楽しむのもいいが、今日はパス。 お上りさんみたいになるが、あちこちきょろきょろしながらルイズを探していた。 前をあまり見ていなかったので時々人にぶつかりそうになったが、その度にタバサが服を引っ張って教えてくれた。 そういえば今日は衛士がやたら目につく。 何かあったのだろうがキュルケには関係ない。 とりあえず無視して探し続ける。 またタバサが服を引っ張ってきた。 人にぶつかりそうになったのだろう。 前を見て確認…… 茶色い壁が目の前にあった。 「だれよ、こんなもの大通りの真ん中に置いたのは」 憤慨しているとタバサが杖でその壁を指し示した。 よく観ろ、ということだ。 見てみると壁ではなかった。 壁に見えるほど大きい木が大通りの真ん中に生えている。 「なによ……これ」 見上げるほど空高くそびえ立っている。 魔法を使っても1年や2年でこんな大木が生えるなんてのはあり得ない。 実際ちょっと前に来たときにはこんな所に木は影も形もなかった。 足下で固い物がぶつかる音がした。 根が生えてきている。 植物の根が石畳を下からめくり上げているのだ。 しかも、目で見てわかるような速さで。 上に伸びきった根が重量に耐えきれずに倒れてくる。 「わぁっ、わっ」 後ろに伸びのくが、その足下でも同じように生えてくる。 今度は大きな音がした。 そちらでは、建物が太い蔓に押しつぶされていた。 その蔓がキュルケとタバサめがけて落ちてくる。 「タバサ!走るわよ!」 返事を聞く前に回れ右をしてダッシュ。 大通りを歩いていた他の人間もキュルケたちと同様に走って逃げている。 キュルケたち少し出遅れてしまったらしい。 下から生える根が足を取ろうとし、上から振る蔓が押しつぶそうとする。 「来た」 タバサがつぶやく。 風を切る音と共にシルフィードが走る2人のそばに降りてきた。 タバサはフライの魔法でシルフィードの背中へ。 キュルケもそれに続く。 タバサの伸ばした手を掴んだキュルケの重みを感じたシルフィードは足と翼を伸ばして空高く飛び立つ。 「どうなってるのよ」 シルフィードは蔓に捕まらない高度で森が広がりつつある城下町を旋回し続けた。 ケーキ屋から飛び出たユーノの目に飛び込んできたのは、遠くに生えている大木だった。 巨大なんて物じゃない。 城と同じくらいの大きさに見えるほどだ。 周囲では急速に生える木や根、うねって跳ねる蔓が石畳や建物をめくりあげて叩き潰している。 人々はそれから逃れるべく通りを走っていた。 今、ユーノとルイズが出てきたケーキ屋にいた人たちもそれに気づいたらしい。 我先にと店から飛び出て来た。 「ユーノ……こういうときはどうしたらいいの?」 ユーノはルイズに振り返る。 「ルイズ……!?」 ルイズはすでにバリアジャケットを着ていた。 起動済みのレイジングハートが輝き、ルイズの体は細かく震えている。 それが後ろ姿でもよくわかった。 ルイズは怒りで震えているのだ。 「ユーノ!」 「あ……うん。封印するには、接近しないとだめだ。まずは元となっている部分を見つけないと。でも、これだけ広い範囲に広がっちゃっているとどうやって探したらいいか……」 「元を見つければいいのね」 ゆらり。 魔力を溢れさせたままルイズはレイジングハートを構える。 「Area Search」 レイジングハートはルイズの意志に応じて使うべき魔法を選び出す。 ルイズがレイジングハートを振ると、立ち上る魔力が地面に魔法陣を描き出した。 「リリカル、マジカル!災悪の根源を探しなさい!」 魔法陣は光の玉となって四方へ散り、八方へ飛ぶ。 その全てが魔法で作られたルイズの目となる。 魔力の強い場所の光景がルイズの頭に浮かんできた。 節くれ立った木。 不気味なまでに茂る枝葉。 うごめく蔓。 そして…… 「見つけたわ!」 「ほんと?」 ルイズは見つめる。 ジュエルシードが隠された巨木を。 「すぐ封印するわ」 「ここからじゃ無理だよ。近くに行かなきゃ」 「できるわ!」 リズは空にレイジングハートを掲げた。 「できるわよね!レイジングハート」 「Shooting Mode.Set up」 レイジングハートが形を変える。 魔力をより遠くに届けるための形。 ギーシュのワルキューレが変貌したゴーレムをを打ち抜いた形にだ。 ルイズはレイジングハートを構える。 その先は、ピタリとジュエルシードが隠された巨木へと向けられている。 「リリカル、マジカル……」 途端、ルイズの足下が持ち上がる。 「え?」 地面を割って蔓が溢れでる。 その一本はルイズの足にからみつき、たちまちのうちに天高く小さい体を持ち上げた。 「きゃーーーーーーー」 「ルイズ!!」 蔓は空中のルイズの手に、足に、体に、巻き付く。 「きゃあああっ。ゆ、ユーノ、ユーノ、助けてっ。キャアアーーー」 「ルイズ!すぐ行くよ」 ユーノはマントを翻し飛びたつ。 ルイズを振り回す蔓に取りついた。 引っ張り、引きちぎろうとするが取れない。 「く……固くて……とれない」 「ユーノ!後ろ!」 別の蔓がユーノを背中から襲う。 「うわぁあっ」 シールドを展開して直撃を防だが空中に体を固定できない。 「わーーーーっ」 蔓の威力はユーノをはじき飛ばした。 「ユーーーーノーーー!」 吹き飛ぶユーノは煙を挙げる瓦礫の中に消えた。 前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ